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おっさんずラブのドラマ、劇場版、そしてシーズン2について思うこと

2018年の放送開始時からリアルタイム視聴していた「おっさんずラブ」。

当時、ブログにも私は熱烈な感想を書き殴っていました。

今でもこのブログに訪れてくださる人は、おっさんずラブの感想に関心を持ってくださる方が多いようです。

さてそんなおっさんずラブ、今年は劇場版「おっさんずラブ LOVE or DEAD」が上映されましたね。

初めに述べておきますと、私は劇場版は観ておりません。なので、劇場版の感想はありません。

観に行かなかった理由としては、私は最高のドラマであればあるほど映画化や二期・三期などの続編を望まない人間であることが大きいです。

深夜枠で面白かったバラエティがゴールデンタイムに移行すると総じてクソな番組になってしまうのと同様に、視聴者が増える、続きものになるということは、今まで自由にのびのびと自分達のメッセージややりたいことを詰め込めていた制作陣は、上からの圧力や見えない忖度をあれやこれやと背負わされ、これまでと全く違う方向性のものを作ってしまうようになり、結果、当初のファンの望んでいたものとは違うものが出来上がってしまう。

そしてファンは「裏切られた」「公式は変わってしまった」と思って去っていくという最悪のパターンが古来より何度も何度も繰り返されてきた人類の歴史であることは明白なのです。

だから私は、ドラマが完結した時点で自分の中で「おっさんずラブは終わった」と綺麗に締めくくることが出来ていました。円盤にもなったし、牧と春田に逢いたくなったらいつでも逢えるし寂しくない!

寧ろ今後、映画化や二期など続くようになったら、「主演は誰がやるの?相手役は誰になるの?もし片方が続投で片方が降板、新規キャストが入ってきた場合、どうなるの?」という不安がどんどん出てくるので、もう牧と春田の物語は2018年のドラマで終わってくれる方が美しい!というのが私の持論でした。

なので、映画化が決まった時も手離しでは喜べず、さらに映画を観た人の感想を先に読んでしまったため、「やっぱ行かんとこ」となったのです。

映画の内容に関する感想や批評は一切ありません、観ていないので。

 

で、ですよ、奥さま。

二期決定なのは分かっていましたが、キャストが主演とヒロイン続投ですって。

新キャラに戸次さんと千葉くんですって。

さいこうでは??????

多分この感想は、牧&春田過激派には決して受け入れられないことだと思うし、映画最高!!もっと、もっと春田と牧の物語をーーー!!!と思っていた人には最悪の結果でしかないと思うんですが。

私は牧と春田の物語はそもそも望んでいなかったので、二期があるなら全くの新キャストでと願っていたのです。

そこで、主演とヒロインは続投という形に役者さんの意気込みや熱意を感じましたし、これだけ人気のあるドラマの二期ということで、新キャストの方々のプレッシャーは相当なものだと思いました。それでも演じたい、と思って出演されることになったんだと思うので、素直に応援したいと思うのです。

 

少し話は変わりますが、田中圭さんはおっさんずラブより前からも活躍されていましたが、これだけ社会現象になるほどの大人気になったのは、やはりおっさんずラブのドラマ効果だと思うんです。

しかしドラマ終了後、ファンが余韻に浸っている間にも田中さんはどんどん舞台やドラマに出られて、365日田中圭を見ない日はないといっても過言ではないほど露出が著しかったのは、ファンでなくとも感じていたと思います。

私は正直、「こんなに次々出まくってたら早々に消費されて飽きられて消えちゃうよ~」と心配になっていたし、体調面でも不安だったので、少し休んでほしいなというのが(上からで申し訳ありませんが)本音でした。

でも、もしかすると田中さんははるたんのイメージが固まらないように敢えて色々なドラマに次々と出ていたのかもしれないし、ただ単にポリシーで「来た仕事は選ばない」と全部受けていたのかもしれません。

それはご本人にしか分からないけれど、今回の二期の話が来た時も、もしかすると色々と思うところがあったかもしれない。それでも続投を決心してくださって、そんな田中さんだからこそ吉田鋼太郎さんも共演を決められたんじゃないかなぁと思います。

吉田さんは別に今更ドラマに出たい!っていうような新人でもないし、本業は舞台俳優だし、ご本人的にはもうドラマと映画でやりきったところもあるかもしれないけど、相手が田中さんだから自分もやろうと思われたんじゃないかなって。そんなことを以前、インタビューでも仰っていたので。

それとは反対に、牧役の林さんは、正直続投じゃなくて良かったというのが私の思いです。

彼は憑依型の役者さんで、牧のこともすごく深く共感してくれたし、大事に牧を演じてくださったけど、これ以上牧役を続けるとそれこそ「牧の人」になってしまいそうなので…。

もちろんもっと他の映画や舞台で素晴らしい役をこなしていらっしゃるのは知っていますが、おっさんずラブのファン(いわゆる「OL民」)は、かなり過激な思想の人が多く「はるたんは田中圭!!牧は林遣都!!牧と春田以外は認めない!!」という人がすごく多いのも事実です。

私はそんなOL民の突っ走りすぎた言動などをツイッターで見る度に、うんざりしていました。

どんな感想を持っても自由だけど、他のキャラを貶めるのはいかがかと思うし、自分の思い通りの展開にならないからって公式に突撃したりするのも頭おかしいと思うし、あれだけ公式を「神!」と崇めておきながら気に食わないことがあるとすぐに批判、突撃、荒々しい口調になるというのは本当のファンとは思えなかったからです。

だから、林遣都さんが今後も牧を演じると狂信的なファンは林さんがどの舞台に出ても「牧」って言いそうだし、林さんのビジュアルが変わるだけでも「あんなの牧じゃない」とかも平気で言っちゃうので、もう林君逃げて!!!!というのが本音でした。だって彼、めっちゃ繊細そうやん・・・

武川さん役の真島さんもすごく人気ですが、劇場版でのキャラ変更には従来のドラマファンはすごく悲しんでいたし、新たにドラマや舞台に活躍されているので、彼等は「一期のスーパーキャスト」として歴史に名を刻み、続投なし。これは本当に良かったと思います。

 

「牧が出ないなら二期なんて観たくない」「こんな二期は望んでなかった」と多くの牧&春田信者は言うでしょう。この結果を受け入れたくないと思うでしょう。

でも、映画化も二期も、あんたたちが公式に熱心に訴えてお願いし続けた結果であり、つまり視聴者の声が公式に届いたということです。

はるたんの日めくりカレンダーや牧と春田の2ショット写真は喜んで、自分の望まないものは「裏切られた」というなら、それこそファンとしての裏切りだし、そもそもファンなんてそんなものだって公式は分かってるんじゃないですかね?

100%自分の思い通りになると思い込んでいたファンは、自分の気に食わない展開になったら簡単に離れていく。そんなファンのために制作陣は動けないでしょう。

もしかしたら、二期について他のオリジナルキャストにも声がかかってたかもしれない。それを彼等が断ったのかもしれない。

役者さんだって何年先までスケジュールもあるし、モチベーションもあるし、プライドもあるし、ビジョンもある。劇場版でのキャスト変更なし続投がどれだけ奇跡的だったのか、本当に分かってるのかな?と思います。

それに、「相棒」パターンを確立させたテレ朝なんですから、二期がこうなる予感は誰の頭の中にもあったでしょう。それが賛成か反対かはそれぞれですが。

そもそもおっさんずラブは、単発スペシャルとしては2016年に別のキャストであったわけです。その時のキャストを最も愛していた人達は、ドラマになって春田の相手役が牧に代わってショックを受けただろうし、受け入れたくないと思った人もたくさんいるはずです。

でも単発は単発で、ドラマはドラマでと割り切るしかなかったし、ドラマが大成功しても、単発ファンはいなくなったわけじゃない。

だったら、一期こそ本当!!一期しか認めない!!という人は円盤を一生リピートして観ていればいいし、それが最高の世界ならそこで楽しむのがベストだと思う。

二期は別物、二期も楽しみたいと思う人がいるなら、それこそドラマ制作側としては当たりなんじゃないでしょうか。

二期が面白くなかったり、制作のやる気や愛が感じられなかったら失敗として三期はないだろうし。それは全て視聴者の反応で決まるものなのだから、観る観ないはこちらの自由なわけですよ。気楽なもんです。やると決めた役者さんは批判も称賛も結果も全て受け入れて撮影に臨むわけですから、覚悟が違います。

つまり、外野がギャーギャー言うなってことです。

公式が媚びても冷めるし、思い通りにならなくても冷めるし、自分の好きな人が自分の思うとおりの展開になった時だけ公式万歳する。ファンとは本当にワガママで自己中心的で自由なもんですよね。

主要キャラ変更なしのドラマが観たいならコードブルー観とけ。あれ最高だから。