コーヒーが好きなんです。(唐突に)
紅茶も好きなのですが、コーヒーは毎日毎日飲みたいと思います。紅茶はケーキのお供や、寒い寒い冬の夜にパソコンに向かいながら作業するときに生姜と一緒に飲んだりとケースは限られますが、コーヒーは一日3杯は飲みたいですね。
本来ならばコーヒーメーカーでコーヒーがすこーしずつポタポタ落ちるのをじっと見つめているのが好きなのですが、ドリップを飲むのが私一人なので、コーヒーメーカーを毎回1杯のために稼働するのもめんどくさい。
というわけで、ブルックスというコーヒー通販のサイトで常にドリップを大量購入してストックしているのです。
で、今まではポットのお湯をダーッと入れて飲んでたのですが、どうも味気ない。本来ならば私は先述のようにゆっくりコーヒーを淹れたい派なので、あ~~~なんかオサレなドリップケトルほしいわぁ!と強く思うようになりました。
必要な分だけお水を入れて、火にかけて、シュンシュン沸いたら細い口から少しずつお湯を注いでコーヒー豆のふくらみと香りを楽しむ・・・これこそがドリップコーヒーの醍醐味じゃないですか!!
そうと決まったからにはもうドリップケトルが欲しくて欲しくてしんぼーたまらんくなってしまい、毎日毎日ケトルを探しにネットの海へダイブしておりました。
私の中で絶対譲れない決定事項は「琺瑯製」「口が細長い」の二点でした。これはまぁ、好みの問題です。実際、ドリップケトルのおすすめブログなどを拝見しているとコーヒー通の方はかなりステンレス製を推されていました。そのメリットも納得のいくものでしたが、私は琺瑯が大好きなので琺瑯のケトルを探していたのです。
当時、私の心を掴んで離さなかったケトルはこういったメジャーなものでした。
[rakuten:cooking-clocca:10000784:detail]
この長細くも丸みを帯びたフォルムがなんともかわいくて、これでコーヒー淹れてる自分を何度も何度も妄想しては「はぁすてき・・・」とうっとりしていました。
何度も何度も購入ボタンを押そうかと思いましたが、んぐぐぐぐ・・・とどうしても払拭できなかった懸念がひとつ。
それは、「これって持ち手部分めっちゃ熱いんじゃないの?」でした。
だってヤカンってさぁ、大体持ち手部分て別素材になってるものじゃないですか?なのにこれは持ち手まで本体とくっついて完全に琺瑯だから、つまり本体が熱くなれば持ち手も同じ熱さになるよね?というのが問題だったのです。
コーヒー淹れるたびにミトンやふきんで持たなきゃいけないのって、結構めんどいんじゃ・・・それにミトンだとしっかり握れなくて手が腱鞘炎になったらどうしよう・・・そういえばフタも引っかかるところなくてゴロンて落ちたらどうしよう・・・などなど、一度気になるとなかなか消えてくれない小さな心配。こういうのはほんと些細なことなんでしょうが、使うたびに小さなストレスを感じていてはいずれ使うのが嫌になってしまう恐れがあります。
ずいぶん悩みました。見た目は100%このタイプが良かったけれど、持ち手が自分にとってはネックになりそう。こうなっては頼れるものはそう、クチコミだけです!!
実際に使用した人の、持ち手部分に関するクチコミレビューが見たい!!と今度はクチコミばかりを見ていきました。
「すごくかわいい!気に入りました☆」
「思ったとおりすごくかわいいです」
「インテリアとしてもとても満足しています」
などなど、どれも全然ためにならないクチコミばかり(無礼)が続く中、やっと見つけた~~~!!使用したときのメリットデメリットしっかり書いてくれてる人が~~~!!!
「持ち手が熱くなるので素手では持てません。毎回ミトンをつけて持っています。でもかわいいから、満足です」
こういうのを求めていた!!!!ありがとう、ありがとう書いてくれた人!!
やっぱり熱くなるんだ!ミトン必須なんだ!
ビジュアル重視でいくか実用性重視でいくかの脳内会議が何時間にもわたって繰り広げられた結果、「・・・実用性重視でいきましょう」とついに満場一致となりました!!(脳内で)
というわけで、私の中での絶対譲れない決定事項に「持ち手が熱くならないもの」が追加されました。
1.琺瑯製
2.口が細長い
3.持ち手が熱くならない
以上の条件を満たしたケトルが、じゃじゃ~~~~ん!!(いちいち言い方が古い)
コレでした!!
ちなみにカラーも大好きなキャメルです。
届いて感動、使って感動、ドリップ淹れてまた感動。
豆って、こんなにふわぁって膨らむんや・・・。コーヒーの層って、ほんまにあったんや・・・。
毎日幸せを感じながら、コーヒーを淹れています。
ちなみに使ってみてさらに良かった点は、円錐っぽい形になっていて底が広いので、通常のコンロに置けるというところです。最初に検討していたケトルだと、3口コンロの一番小さいところにしか置けないとレビューで見たので、この点も私にとっては良かったです。
見た目を最優先するならば、今でも私は月兎印の形が一番好きです。
しかしもっとも重要視したのは持ち手部分だったので、こちらのドリップケトルにして本当に満足しています。毎日毎回ストレスフリー!
大好きな琺瑯のキッチンアイテムがまたひとつ増えました。